YUIFAB(ユイファブ)という名前と、藍鉄と真鍮でできたロゴ。そこには、見積から製造・納品まで、ものづくりを最後まで結び上げるという姿勢を込めています。
FABは、Fabrication——ものづくりを意味する世界共通の言葉です。工場そのものを「FAB」と呼ぶこともあります。日本のものづくりの心を表す「結い」と、世界に通じる「FAB」。その二つを、結びました。
ロゴの中心には、十字のねじ頭があります。ねじは、ものとものを留める部品です。小さく見えても、品質や安全性を支える重要な機能部品です。
YUIFABのロゴでは、そのねじ頭が、二本の線が交わる場所を留めています。お客様の要望。製造先の技術。商流の条件。品質と納期。それらが交わる場所で、YUIFABが当事者として責任を持つ。単なる紹介ではなく、見積から製造・納品まで対応する。その姿勢を、ねじ頭で表しています。
YUIFABの基本色は、藍鉄と真鍮です。派手に見せるための色ではありません。信頼できるものづくりを、静かに、強く伝えるための色です。
YUIFABのロゴタイプは、工業製品の図面のように、一文字ずつ規格に沿って描き起こした専用の書体です。感覚ではなく、規格で描く。ロゴのそういう考え方を、文字にも表しています。
サイトの見出しや本文には、IBM Plexを採用しています。IBM Plexは、IBM社が公開したオープンソースの書体です。無駄が少なく読みやすい、実務に徹した表情を持っています。
かつて白川郷では、一軒では葺ききれない大きな茅葺き屋根を、村じゅうの人が集まって葺き替えました。これを「結い」と呼びます。YUIFABは、国内外の協力メーカー様のネットワークに、東京鋲兼の自社・グループ工場が持つつくる力を重ねて、ものづくりを成し遂げます。つなぐ手も、つくる手も——その両方を持つことが、YUIFABの強みです。
「結ぶ」は、母体である株式会社東京鋲兼が1941年の創業以来つくり続けてきた、ねじ・締結部品づくりが原点です。部品と部品を結び、製品を形にする。八十余年つちかった締結の技術が、この名前の土台になっています。
「これを作りたい」というお客様と、それを形にする自社・グループ工場、協力メーカー様。YUIFABは、その力を一つの商流にまとめ、見積から、製造・納品まで進めていきます。紹介して終わるのではなく、ものづくりを最後まで動かすこと。その姿勢を、このしるしに表しています。